事故

って言っても交通事故とかじゃない。
実験中の話。
しかも俺じゃない。
先輩の話。
事故レベルとしては最悪-1くらい。


では何故俺がムシャクシャしているかというと、事故を予想していたからだ。
要因はいくつかある。


・そうしたら事故が起こるという結果が容易に想像できたこと。また防ぐ方法も明確だったこと。
・先輩の方が自分よりも冷静沈着で、熟練していたこと。
・事故が起こっても命に関わることではなかったこと。
・自分が目下だったこと。
・ギスギスしていた訳ではないが、あまり良好な関係ではなかったこと。
・その先輩と組んでいた同期がいたこと。つまり俺の出る幕ではなかった。


不注意だとは思っていたに違いない。
長い間作業していると注意力は散漫していくもの。
一言出しゃばれば防げた。
しかし上に書いたようなことがグルグルと頭を回って結局波風を立てないように口を慎んだ。
結局事故ってやるせないことに。


まあこんなところにどんなことを書いても書かなくてもどうしたって欺瞞が混じるけど、記録しないよりはマシだろう。
もう起きてしまったものはしょうがない。
命どころかまだ続けられるのが不幸中の幸い。
色々な要因が重なった結果だ。
同じ轍は踏まないことを誓って明日からまた頑張ろう。


以上でとりあえず反省終わり。
俺の性質からして、どうせこういうことは何度でも思い返すんだろうし。
さあ帰るぞ、2次元へ!